颯太side

美恋も来たことだし、
今日は鍋にでもするかな

「颯太さん夜飯何にします?」
琥太が車の鍵持って来た
「鍋。鍋食いてぇ」
「じゃあ材料買いに行ってきます」
「ん、美恋は?」
「中庭でお昼寝してやした」
「そうか。」
、、、美恋も買い物行きたいって言うか?

「美恋。美恋」
中庭行くと縁側で毛布にくるまって
すぴすぴと寝ている美恋を呼ぶ
「、ん、あ、颯太さん」
「夕飯の食材買いに行くけど美恋も行くか?」
「!行きたい」
「おし!」

スーパーに着くと楽しそうに俺の後ろを着いてくる
ヒヨコか
夕方のスーパーってやっぱり混んでるんだな
いつも琥太に頼んでたからな、
「美恋、何鍋食いてぇ?」
「んー、坦々ごま鍋食べたいです」
「俺もそれ好き。今日はそれにすっか」
「颯太さん!鍋コーナーここっす!」
琥太が笑顔でぶんぶん手を振ってる
「あー今行くよ」