琥太side

アイス食べ終わり、龍は帰り、
俺は車にワックス掛け、一休みしようと中庭行くと
白雪姫がいた
「あ、琥太さん」
「隣失礼しますね」
隣に座ると中庭の蓮の池を見ていた白雪姫はゆっくりと口を開いた
「ここのみんなはこんなあたしを受け入れてくれて優しいですね、
ほんとにありがとうございます」
「白雪姫、」
「あ、あの、琥太さん、お願いです」

顔赤くして俺を見つめる
「え、あ、あの、」
「琥太さん。その白雪姫っていうの、
恥ずかしいので、颯太さんみたいに、
美恋って呼んでください!」

恥ずかしそうな顔で言ってきたと思ったら、
まさかの、呼び方、、、
「分かりました!美恋さんって呼ばせていただきます!」
そう言うと、ふわっと笑った美恋さんは女子高校生なんだなって、思った

やっぱり可愛らしい女の子だ

颯太さんが可愛がるのもわかる

純粋で、か弱くて、儚げで
人の気持ちを考える優しい子だ