松原遥香(17)。高校二年生。
私、まだ1度も彼氏が出来たことがありません!!
高校生になったら勝手にできると思ってた...
周りの友達はみんな彼氏がいて、羨ましい。
まぁ、そんなことを考えながら私はいつもの様に髪の毛をとかしていた。
「遥香〜、隼人くんが迎えに来たわよ〜!!」
下からお母さんの声が聞こえてきた。
「はーい!」
今お母さんが言った隼人って言うのは、小学校からの幼馴染で、ものすごくクール。
学校では結構モテてるらしい...
小学校の頃は私より背が低くて私が守ってあげる側だったのに、今は真逆w
背も隼人の方が大きいし、なんやかんやで隼人に守られてる。
まぁ、モテるのもわかる気がする。。
って、そんなことより早くしないと!
私は急いでバックを持って下に降りた。
「お待たせ!」
ドアを開けた。朝だからいきなり光が来てちょっと眩しい。
「遅い。」
毎朝、遅いって隼人に怒られるw
隼人は一生大好きなたった一人の幼馴染。