少しずつ色づく桜は私に春の訪れを知らせてくれる。私はレンズ越しに見えるキラキラした世界が大好きだ。そしてレンズ越しに見える君の横顔も


私は春乃ゆずそしてレンズ映る君は私の彼氏
高辻剣真。いつもはクールなのに私のこととなるととても心配してくれるそんな優しい彼に私は恋をした。


剣真とあったのは去年の春私が定期を拾ったことがきっかけだった。
初めてあった時は怖くて顔すら見れなかったけど少しずつ君に惹かれていった
小さい子が泣いていたら一番に声をかけて安心させてあげる
電車に乗って来たおばあさんには必ず席を譲ってあげる
ポイ捨てされているゴミがあったらさりげなくひろう
私はいつのまにか君を目で追うようになった
そんなある日私は君に告白された
私にとっては
とてつもなく嬉しかった
登下校でしか会えないけどどんなに短い時間でも毎日君に会えるのが嬉しくたまらなかった。
はじめてデートしたのは剣真の働いているカフェ落ち着いていて私好みの場所だった