「もう、どうしよう…」
明日は学校終わった後すぐデートだ。
あ、まずい。
海斗ダメじゃん、あいつ嫉妬深いんだから。
海斗は結構嫉妬深い。
あたしが告られたとき、告った相手を脅してたし。
次言いよったらどうなるか分かってるだろうな、みたいなことを。
あたしに絶対向けない睨んだ顔で。
恐ろしく。
告った男の子、泣いてた。
そりゃ、怖いよね。
あたしも震えたもん。
「海斗が今日告られたことを知っちゃだめだ」
知ったらなにしでかすかわかったもんじゃない!
1人震えながら、そう決意したのだった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…