"あのかっこいい人"とは、私の初恋の人なのです!
苗字もあまり喋ったことの無い人に恋をしたのは...あの日から・・・


中学生3年生、第1志望高校入試の日...私は、電車に乗っていたのですが...ピンチです!
痴漢にあっています。うっ、気持ち悪い...私は子供の時にあった出来事で男の人が苦手になっているのです。
あぁ~どうしよ、大声出したいけどこんな人混みで、見られるのは確実。考えていたその時...
「おい、何やってんだよ」
えっ?..痴漢してる人の手が離れて、後ろを向いたら、
わぁ、かっこいい人...黒髪で少し遊ばせている髪はすごく似合ってて耳にピアスしてるけど全然チャラく見えなくて、切れ長の目、女の子みたいな肌、一言で言うと、すごくかっこいい人。
あっ。てか、この人私を助けてくれてる?
「あのっ...」