僕…いや俺が不老不死の神になってから

14年の時が経った今日

俺はとある学校にいた

「獅ー!!おっはよー!!」

大きな声で元気に俺に声をかける少女

彼女は伊藤ゆりこの学校の生徒で

クラスメイトであり唯一の友人

そして何故俺がこんな事をしているかと言うと

神様として一人前になるために修行…

と言う訳だ

「うん…おはよう」

俺がテンション低めに返事をすると

ゆりはいやらしくニヤニヤと笑いながら

「獅は私以外まだ友達がいないのかなー?」

俺はそのゆりの言葉にムスッとして

「悪かったな…仕方ないだろ」

俺があっさりと言った事に驚いたのか

びっくりした表情を一瞬して

「何かざっくり言われると調子狂うな」

「んー」っと言いながら俺の机の周りを

一周するといきなりバンっと勢い良く

机をただいて

「なら!私が獅の友達作ってあげる!!」

そんなゆりの言葉を聞き

「はっはぁぁ!?」

ゆりは自信有りげに仁王立ちして

「私にまっかせなさーい!!」

そう言って教卓の前まで言った