その次の日から

今までの俺の生活が嘘だったかのように

毎日明るくて楽しい日常に変わった

どうやら俺はゆりにいつになっても返しきれない

貸しを作ってしまったようだ

(少しでも…少しでも良いからゆりに次は俺が何かしてあげよう)

その俺の気持ちは叶うとも知らずに

俺はただ今はそう心に決めた