駅までは歩いて約10分。 車が混雑しているので、徒歩で叔母と歩く。 駅が見えてきた時に叔母は 「もう、ここでいいから」 と言ったけれど、 バタバタしながらの宿泊になってしまったお詫び…と言っては何だけれど、駅構内まで一緒に歩いた。 「気を付けて下さいね」 何度もお辞儀をして、叔母も 『ありがとう』と言って、構内奥に消えて行った。 さて、これから、父の病院へ向かう。 時間は、お昼になろうとしていた。