そして、ふと気付くと、腹水を出す管は、お腹にありません。外されています。
今朝管を外し、縫ったそうです。
退院への一歩です☆
ほどなく、
配膳のアナウンスが鳴り渡ります。
どこ行ったんだろう?と思ってた母は、父の昼御飯を持って、病室へ来ました。
まだ早かったと言われた常食だけれど、
『食べないと力が出ないから』と
ご飯とお魚を半分食べて、リンゴをかじり
『はい、ご馳走さまでした☆ 』と言って、うがいと入れ歯の手入れをするから水が欲しいと言われた。
母に頼んでいる間に、昨日の面会した方からの御見舞い袋を父から渡され
母と結婚して後ずっとつけている『交際帳』に書き足して欲しいと言う。
へー、そんな年代ものがあったなんて、知らなんだ〜。
『おっかあに聞けば分かるから。』
へー、そーなんだぁ。
夫婦だったんだなぁ…って、思った瞬間。


