「今日は熱出してて、お水もまだ飲めなくて、ちょっとベット起こして座ってたんですけど、疲れたぁって横になりました。」
『んだべーえ?おじちゃん、こないだみたく歩けながべ?』
「今日は歩けなかったです。」
『だってな?私がお腹切った時でもシンでかったもの。切って3日。歩いて下さい。イデっつーの。この体格の私で、そったなのに。』
『おじちゃんよ?無理だべ?』
ほぼ、瑠璃さんオンステーシ。
「病室に来て頂いても良いですけど、逆に、本家のおじちゃんとおばちゃんが、ショック受けなきゃいいですけど……。」
瑠璃さんは『んだなぁ〜あ。』と言って、本家のおじちゃん達の申し出を止められなかった事を詫びた。
謝らなくていいのに。
瑠璃さんは、おじちゃんが落ち着いたら、また行くねって言って、電話を切った。


