9月△日
生と死は違うようで案外同じものだと思う。
「生きるのが辛いから死ぬ」
「死ぬのが嫌だから一生懸命に生きる」
どちらにせよ、生と死が関係している。
死ぬことは誰だって怖い。
世界一強い人でも、頭がいい人でも、世界のトップに立つ人でも、死ぬのは怖い。
自殺は一歩進めばそこには死がある。
死を目の前にすれば、一歩進むよりも先に一歩後ろに下がる。
一歩下がってしまうのが人の心だ。
「 死は軽視するものではない。
もし自殺しようとしている人がいるのなら
一声かけて止めよう。 」
一声かけて止めるのから、誰も死にたいなんて思わない。
物事には理由が付き物なのだ。
私だって死ねるものなら、とっくの昔に死んでいる。
しかし、死ねないのが現状だ。
死を許さないこの世がとても醜い。