彼は毎日電話をくれた 『大丈夫か?』 『うん…会いたい…』 『わかった、週末会いにいく』 『うん』 こんな会話何十回と繰り返された 片道二時間以上もかかる道のり 『平気だよ』 と言いながら来てくれる いつしか、甘えから抜け出すその日まで… 彼は、私のワガママを受け入れてくれた