暑い夏の日、真剣な表情で野球をする先輩を見つけました。

好きになるつもりなんてなかったのに… 。

「なんでそんなに優しいんですか?」

誰にでも本当に優しい先輩。
スっと伸びてきた細いのにたくましい腕。
すごく思わせぶりな言動。

期待させるだけさせといて
辛くなるからやめてほしかった。

でも、それでも幸せだったから
もう少しその優しさに甘えさせてください。