第3章 Ryuma          マコト



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『・・・・・・』


・・・う~~ん・・・。


布団の中に何かがモゾモゾと入ってきた。


『・・・・・・クゥーン・・・』


すぐにそれが愛犬だと分かると、
そっとその体を抱きしめる。


コロはたまにこうして、
僕の布団の中に入ってくる。


こうやって一緒に眠って、朝になったらいつの間にか布団からいなくなっている。