―――――― ラバル国王とイズミ姫の文通が始まってからしばらく。 無事に私の代筆も功を奏し、 ご本人にバトンタッチした。 最初は何時間も頭を悩ませるラバル様だったが、 今ではすっかりお二人の仲は手紙を通して親密になっていった。 今日もイズミ姫から返信が届いたので王室へ持って行くと、 ちょうどヴィックスと他数名の幹部達・・・ それからムスッとした顔をするリバル様が座についていた。