6年前。
旧王家だったハグワール一族、暴君 リバルが
“イヌ・ネコ虐殺令”を発令した。
“イヌとネコが嫌いだったから”
という自分勝手にも程があるこの政令に平和は崩れ、この国の歴史が大きく動いた。
僕は当時既にこの山で暮らしていたから、
ほんの少ししか関わらなかったけど、
現王女 イズミ・センドウさんと
その仲間達が結成した反乱軍に参加した。
ほんの少しの間だったけど、
旧王家 VS 反乱軍の戦いで、
僕は、
“戦う勇気”
“誰かを守りたい”
という強い気持ちに出会うことが出来た。
生まれた時からずっと僕につきまとっていった“吃音症”も、
この戦いを乗り越えた後、
いつも間にか消えて無くなった。
暴君は討ち取られ、
この国に“政権交代”が訪れた。
義理の父・・リリカのお父さんも旧王家に深く関わっていた人だったから、
責任を取らされてもおかしくなかったけど、
イズミさんが助命してくれた。
今ではひっそり、
農家のおじさんとして生活している。



