ソプラノの長、そのご息女であるイズミ姫か・・・。


まだ何も始まっていないが、
つい頬が緩んでしまう。


ラバル様も良きお方に目をつけられた。

まだ年齢は若いが早いに超したことはない。


先代のヨバル様以上に、
国民から絶大な支持を得ているラバル様。



このハグワール王国の中でも随一の女性輝く街 ソプラノ。

その街を市民から圧倒的信頼を得て納める長のご息女であられるイズミ姫。


もし二人が結ばれたら、
全国民が祝福してくれるであろう。


更に次の跡継ぎが誕生すれば・・このハグワール王国の安泰も固い。


・・・・と想像していたら、途端に自分の両肩にプレッシャーが掛かってきた。


代筆するのはいいが、
イズミ姫が喜ばれる内容を作らないと。


部屋に帰ったら恋愛を扱った書物でも・・・