「良かった・・。
生気に満ちた顔してる。」


ベッドで眠るエイダの顔を見て安心すると、イズミの隣に腰掛ける。



「キッカワがアルトまで道案内してくれるって。」


「ホントですか?
キッカワさんありがとうございます!」


「・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・。」

<コーンポタージュが残ってたから温めてくる。>



ここでも扉付近で止まって、

俺達と距離を取りながらキョドキョドするキッカワが、結局一度も俺達と目を合わさず出て行った。





第18章 完