―――――― 


「・・・・・・・・・ん?」


目を開けると同時に、
全身の温かさに驚いた。


・・・・毛布・・布団・・・?

・・・・天井・・・?


視界に映る物が木で造られた天井だと分かったところで、自分の体が仰向けで寝かされていた事に気付く。



「・・・・イズミ・・・。」


どうやら俺はベッドで寝かされていたようだった。


首を少しだけ横に傾けると、鼻が髪の毛にあたる。


ベッドの横に置かれた椅子にイズミが座って、そのまま俺にもたれかかって寝ていた。