第１６章 迫り来る襲撃 リューマ
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「地図があるとは言え、
知らない街に長居するのは得策じゃ無い。
今日中にここを出よう。」
「はい。」
「分かった。だがリューマ、その前に買い揃えなければならない物がある。」
「なんだ？」
「次の目的地アルトは雪の街。
この装いでは凍え死んでしまう。」
「・・言われてみればそうだな。」
市街地の中心まではやって来たが、
ここでも自衛部隊が警戒している。
路地の裏に潜んで今後の行動を相談していた。
