――――――
“コンコン”
「リバル様・・・カズマでございます。」
「・・・どうした?」
「ヨバル国王様が・・・
息を引き取られました・・・。」
「・・・あっそう・・・。」
「入ってもよろしいですか?」
「どうぞ。」
王宮中の人間がヨバル国王様の最期を看取る中、
唯一その場に現れなかったリバル様の部屋の扉を開ける。
視界に入ってきたのは・・・・・
幼き頃より変わらず・・・相変わらず白衣をその身に纏い・・・
ヨバル国王様が授けた顕微鏡をずっと眺める姿・・。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…