『外側』 覚め遣らぬ青 溶け出して降る ぬかるむ足元 靴はもう無い 背中押されて落とされたって どこか他人事 人任せ 僕は僕を生きてないのか それともこれが僕なのか 軋んでる? 歪んでる? 目には見えない分厚い装甲 積み上げられた偽物は 僕の身には余りある 誰かの批評も論争も 実はどうだって良いけれど 隠されている本物に 辿り着いたら君はどうする 大きな雨粒 濡れた外側 撫でた指は傷付いて 蹴った鉄は錆びている