「んー、まぁいいじゃん?
適当に行こうよ。
誰にも見つからない場所に」
「うん!」
辛いことが多すぎる子の世の中で
大人に見放されて
蔑んだ目で見られて
一人で抱え込んで
全てを捨てないと生きていけないほど、苦しい毎日を送ってきた。
もう、この闇夜に吸い込まれてしまいたい。
そんなこと言ったら……。
流星はどんな顔をするかな?
なんていうかな?
『じゃあきえちゃおっか』
なんて言ってみたりするのかな。
どっちにしたって叶わないこと。
私たちはまだ子供だから。
ただ大人に反抗してるだけのちっぽけな子どもだから。
大人に見つからないように
どっかへ逃げよう。
捕まるまで、一緒に逃げようか。



