彩色少年感情少女

私はすぐに如月の元へ行くと、こう尋ねてきた。

「遅かったな。何かあったのか?」

「あぁ、ちょっとね、、。呼び出されててね、、。」

私は少し照れながら言った。
すると如月は

「そうなのか。大変だったな。」

「うん。」
「それで、こないだ如月の言ってたこと教えてよ。」

「ああ。話は長くなるが大丈夫か?」

「うん。」

「11年前、俺が5歳の時。親が離婚したんだ。それから2年経った日。学校の帰り道に起きた出来事だった。」