暁斗叔父さんの家に行くと、理人と大和のお母さんである優実さんが目を晴らして待っていた。
優実さんはお母さんの親友だった。

暁斗「優実、遅くなった」

優実「美桜は?」

暁斗「一時心肺停止になったけど、今は安定してる」

優実「やっぱり美桜から離れるんじゃなかった・・」

晴輝「優実さん、柚瑠の事故について何か知ってませんか?」

優実「私が知ってることは、柚瑠くんが横断歩道の信号が青に変わって、歩き出したとき、1台の大型トラック
が信号無視をして柚瑠くんを跳ねたこと、そのトラックの次席には、多くの生活品で埋め尽くされていて、
次席からは柚瑠くんの姿が見えないのうになっていた、
これが証拠の写真よ、今まで怖くて見せられなかったの」

大和「これがあれば、柚瑠の事故の裁判に決着がつくんじゃ?」

暁斗「優実、よく言い出してくれたな、お前の親友は必ず助け出す、約束する」

亜輝「俺、父さんに連絡して、皆を如月別邸に集めてもらう」

暁斗「優実、別邸でもう一度その話と写真を見せてやってほしい」

優実「何回だってやるよ、柚瑠くんの事故に決着がつくなら」

晴輝「別邸に行こう」

俺達は別邸に移動した。