やっぱり素直になれない俺は… 意地悪く笑うことしかできなかった。 挙句の果て。 眸にも…負けた。 結局メールは嘘だって 改めてみんなに伝えた。 それだけなのに、虐めは 短い期間で終わった。 理由は分からないけど… 俺もその方が居心地が良かった。 そう。 この時からかな。 隼が… 徐々に俺の正体に気付き始めたんだ。