俺は正直、高校には行きたくない。
勿論受かってる。
けど…眸とは全く別の高校だ。
偏差値も低く、校則も厳しいわけではない。
単純に言うと、 荒れてる学校。
俺の意思で決めたわけじゃい。
…親だ。
『今のアンタには、此処が最適でしょ?』
とか言って差し出してきた
和泉高等学校のパンフレット。
できれば、眸と一緒が良かった。
眸はだいぶ前から
『あたしっ絶対花園行く!!』
なんて騒いでたっけ。
周りの友達なんかは
偏差値が高いことから拒否していた。
なのにあの馬鹿眸が受かるなんて
思ってもいなかった。
だからショックだった。
かと言って、同じ高校に行けるわけでもないけど。
でも…最近の俺は、変だ。
一緒の高校じゃなくて良かった
そう安心する俺が密かにいる。

