「え?何言ってんの…」


「いい?私が言うことは絶対よ?
 二度と、必要以上に関わっちゃダメ」


「ひ、つよう…いじょ、う?」


「一緒に遊んだりするのはやめなさいよ。
 もしね?遊んじゃったりしたら…




 怖いお兄さんにね?眸ちゃんが…


    殺されるから―――」



「こ、ろされる?」


全く意味が分からなかった。


どうして?何で?


眸ちゃんと関わっちゃけないの?


殺されるって何?怖いお兄さんって何?


もっとさ…小さい俺でも分かるように


説明してよ…



「この事は誰にも言っちゃダメ。
 まーくんなら分かるよね?」


まーくん。


そう呼ばれてしまった俺は…


「…うん。」


と言うしかなかった。