「じゃ、また明日ね!」


「うん、バイバイ。」


あの後のあたし達は。


ゆっくりと進みながら


犯人の件を話した。


――――――――

――――

――

メアドの事を來名に話したら。


「わざとなのかな?
 それとも…気付かなかったとか?」



わざと…。

真咲はわざと自分が犯人だと


  伝えたかったのかな?


気付かなかった…。

癖で気付かなくて


 犯人は自分って事

知られたくなかったのかな?



「分かんない。
 でも、どっちでもいい気がするよ。」


「…え?」


「それが分かったことで
 どうってことないじゃん?」 


「確かに…」


「わざとだったら気づいたよ。
 そうじゃなかったら犯人だね。

  …それでいい気がするの」


「何か…眸強くなったじゃん♪」


「…そう?」


「進歩したね♪良かったー」


「あは、ありがとー♪」