「…遅刻すっぞ。」



  ―――気づけば朝。


目を開ければ…



 目の前に、隼。



待てよ…?


 ここはあたしの部屋…だよね?


ってことは…



  ……



「ななな、何で勝手に…!」


「起きねーから
 起こしに来てやっただけ」


「いっつも放っておくじゃない!」


「…気まぐれ?」


「はあ!?」


最っ悪!!


 あたしはバッと起きて


辺りを見まわした。



散かってる洗濯物。



 その中には…




し、下着……!?






「ぎゃあああああ!!」