その時、身体をカタカタと震わせながら思い出した。


この恐怖、あの時と同じだ。

あのつけられた感覚と。


私は辺りを見渡す。

心当たりのある人間や、犯人らしき人間は見当たらない。


あの時と同一人物の仕業、かもしれない……