もしも明日という未来があるのなら

その包み込むような感じはとにかく安心できる。

「うわっ、ぎゃっ」

またもや海藻にすべる私。

思わずぎゅっと手に力を入れてしまった。

なんでこんなに海藻多いの・・・?

って、私何してんの・・・!

「ごめん、ほんと。」

とっさに謝る。

「そういうときはありがとうでいいの。」

水村がこっちを向いて目を細めて言う。

「あ、ありがと・・・」

私はちょっとそっぽを向いて言う。

なんか恥ずかしくて語尾が小さくなる。

「バーカ。」

水村がにやっと笑う。

ただそれだけなのに、私の心臓はドキドキなりっぱなしだった。

あぁ、そうだ

これはきっと夏の暑さのせいだ。