もしも明日という未来があるのなら

ザッパーン

白い砂浜、青い海。

太陽を反射して波がきらきらと輝く。

海ってこんなにキレイだったんだ。

「海だね」

ぽつりと野村がつぶやく。

あの野村が黙るほど友達とくる海は素晴らしかったのだ。

「ほんと、綺麗・・・」

松本がそうひとこと言って海に近づく。

高めに結い上げた髪が風に吹かれて揺れる。

松本がサンダルを脱いでそっと海に入った。

さっき、着替えたから肌を太陽がじりじりと照りつける。

俺も一歩、海に近づく。

松本はしばらく行ったところで振り返って一番乗りーと叫んだ。