もしも明日という未来があるのなら

「ありゃ、ご機嫌斜めだね。そんなに野村に会いたかった?」

この明るくてノーテンキな声はあいつだな。

「蒼木、てめー・・・」

振り返った俺は蒼木の首に腕を回して力を入れる。

「いっ、いだだだだ。痛いよ!」

半泣きになる蒼木を見て俺は腕を放す。

「自業自得ってやつだ。」

「うわ、ひどっ。・・・ってか、ほんとにどうしたんだろうね。」

そう、野村はおとといあんなに元気だったのに今日学校に来なかった。

どうしたんだ・・・?

俺が原因?でも、おとといは普通だったし・・・