もしも明日という未来があるのなら


金曜日の朝。

スマホのアラームの音で俺はのそのそと起き上がる。

朝は、苦手。

出来れば一日中ふとんに潜っていたいのが本心だ。

おまけに外は雨が降ってて薄暗い。

ますます起きたくなくなる。

でも、それ以上に俺の心は暗かった。

昨日野村、絶対おかしかったのに。

なのに、何も出来なかったというか

あんま頼られてないというか。

なんかそれが気になってあまり寝れていない。

いやもうなんなんだよ、俺。

最近おかしい。

はぁぁ、学校行くの、だる。

登校中も傘の下でずっと色々考えてたら石につまずいたり電柱にぶつかりかけて小学生の子に笑われた。

恥ずかしいったらありゃしない。

ちびっこ、可愛いから許すけどさ。

ずーんとした気持ちで教室に入る。

「おっはよー。」

バシッと音を立てながら背中を叩かれた。

「なんだ、蒼木か。」

「なんだ、って・・・」

と蒼木が苦笑いする。

無意識になんだ、と呟いてしまったいたらしい。

そして俺の耳元でボソッとつぶやく。