もしも明日という未来があるのなら

2日後の朝。

「あっつー。焼け死ぬー。」

そう呟きながら下駄箱を開ける。

下駄箱に顔を近づける。

「あー、さいこー。」

7月になって猛烈な暑さが日本を襲っている。

そんななか鉄製の下駄箱はひんやりとしていて気持ちいい。

隣でぎぃ、と音がして見ると水村が立っていた。

「あ、おはよー。」

「・・・」

無視すんな、と思ってじろっと横目でにらむ。

私が一人でしゃべってるみたいじゃん。

「おはよう。」

にらみながらもう一度言う。

「・・・」

あー、腹立ってきた!

上履きで頭をぱこっとはたく。

「・・・った。」

じろっと水村がにらんでくる。

「お前、なにすんだよ。」

「あんたこそ、無視したでしょ。」

そう言ってスタスタと横を通り過ぎる。

よし、決まった!

うんともすんとも言えなくて悔しがるがよい。