もしも明日という未来があるのなら


これからなっちゃん先生から話がある。

もう、学校復帰は無理なんだろうな。

これから入院しないといけないんだろうな。

・・・嫌だなぁ。

11月には文化祭もあるし

冬休みはみんなで遊びたいし、

クリスマス、お正月って行事いっぱいあるのに。

なんで?

なんで私だけみんなと違うの?

なんでこんなに辛い思いばっかりしないといけないのかな。

あたりまえのように学校に行って

あたりまえのように友達と話して。

なんで私にはあたりまえがないの?

明日が保障されていない未来。

こんなに残酷なことってないよ。

ねぇ、誰か教えてよ。

ねぇ神様、どうして?

苦しい、苦しい、苦しい。

頬を伝ってはふとんに染みていく涙。

昨日から泣いてばっかだ。

「野村さーん、そろそろだよ。」

看護師さんが入ってきて声をかけられる。

「野村さん?しんどい?」

動こうとしない私を見て心配そうな顔。

私はのそのそと体を起こす。

何、言われるんだろう。

なんとなくわかっててもやっぱり怖くて

自然と顔がこわばる。