もしも明日という未来があるのなら

一週間。

テストに集中して頑張って。

今日は最終日の木曜日。

やっと終わったよ・・・

今回は珍しく手ごたえがある。

上機嫌で海月のもとへ向かう。

「お疲れさーんっ。」

振り返ると蒼木と水村がいる。

教室でわりと無表情、クール極めてる水村もちょっと嬉しそう。

クラスメイトもみんな解放感で爽やかに笑ってる。

「じゃあ行こっか!」

電車で一駅行ったところにある、ずっと行きたかったところ。

ゴロゴロゴロ、ガッシャーン

ボーリング場!!

随分前に家族で行ったっきり行ってなかったんだよね。

「柚月、瞳きらっきら。」

「ほんと尻尾ちぎれるくらい振ってそう。」

「ねぇ人を犬扱いしないでくれる?」

キッと水村を睨む。

「なー、もちろん勝負するよな?」

蒼木がにやっと笑う。

『あたりまえ!』

海月とハモって意気込む。

「罰ゲーム何にする?」

「野村の場合、自分の首絞めることになるよ。」

しれっと毒を吐く水村。

いいもん、負けないから!

よいしょ、とボールを抱えて席に戻る。