もしも明日という未来があるのなら

「はい、お昼は手作りサンドウィッチね。」

「えー、すごーい!」

水村についてダイニングへ行くと大量のパンと具材があった。

どうやら好きな具を挟んで食べるらしい。

楽しそうだし、おいしそう!!

みんなでトレーと水村の部屋にせっせと運ぶ。

うん、彩も綺麗、いい感じ。

スマホを取り出してパシャパシャと写真を撮る。

私達は笑顔で手をあわせる。

『いっただっきまーす』

私は大好物のピーナッツバターとバナナのサンドウィッチをほおばる。

「んー、うっま。幸せだわー。」

蒼木は定番のレタスサンドを両手に持ち一心不乱に食べる。

「ほんと柚月と蒼木は幸せそうに食べるねー。」

そういう海月はなんかマスタードとか塗ってるよ、大人だなぁ。

「あいかわらずお前はよく食うな。」

「なにか~?よく食べる人はよく成長するんですー。」

「お前の場合は横にな。」

「失礼な!!」

ジトっと水村を見て思わず私は笑いだす。

「何?人の顔見て笑うなよ野村。」

「あはははっ、だってイチゴジャムとクリームチーズってもう女子じゃん!」

「女子みたいで悪かったですねー。」

いつまでも笑い続ける私を見て水村はすねる。