きみと、もう一度。




珍しく、公園には子供とその母親が数組遊んでいた。
この近辺にはここ数年の間にもう一つ公園が建設され、皆そちらに流れていったと噂を聞いていた。

だから、最近私がここに来ると、大抵私だけか、散歩の寄り道か休憩かをしているお年寄りしか見かけない。

珍しいな、と思いつつも、少し嬉しかった。
だって、思い出深い公園だから。

こうしてまた誰かの思い出の場所になってくれたら、やっぱり嬉しい。


そんなことを考えているのもつかの間、私はリョウさんの姿を探した。

だけど、それらしき人物は見当たらなかった。


さすがに2日も行っていなかったら、彼も来なくなるか。
はたまた、もう私のことなんて忘れてしまったのか。