20××年×月×日 今日の窓の外に見える景色は雲ひとつない青空で真夏の太陽が眩しい。 君と恋に落ちたあの夏の日もこんな日だった… あの日は高2の夏。 体育祭の日の放課後。 好きです!付き合って下さい! 私が片思いしているはずの彼にそう言われた。 一瞬その言葉が私に言われたものだなんて思えなくて、 思考が止まって、 気づいたらこくこくって頷いていた。 これは私の最初で最後の恋の話。