ロクでなしデスゲーム04

ユシア「ざけんじゃねえぞ、舐めんな。」
ライラ「俺も殺したかった。」
イザベラ「私も。」
ユシア「ごめん笑笑」

殺しをしたあとの気分は爽快だ。
機嫌を直し放送室へと帰ろうとした...が

ユシア「私は帰り道がわからないんだが?」
イザベラ「私も〜」
ライラ「俺もー」
ユシア「...仕方ない。のんびり歩くとするかどーせそのうち着くだろうからさあ。」

私たち3人はトコトコと長い廊下を歩くことにした。


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イリヤside

美羅「ひっ悲鳴?!」
優馬「ああ、今回のは俺にも聞こえたよ。」
イリヤ「...」

ユシアがこの近くで殺しをした?
いや、違うな近くはない。
上の階から聞こえたからな...

イリヤ「今回も無事だ。」
美羅「あっ、た、確かに...よかった...」

美羅はホッと息をつくと

美羅「次の行き先を決めよう。」

キリッとした今までとは少し違った表情で
言った。
本気で生き残る気だな。
このゲームのルールに乗っ取り真っ向に
戦っていくという考えが読み取れる。

イリヤ「そうだな。先程は上の階だったが
このすぐ上だと思う。」
美羅「うん。」
イリヤ「...1番上の階まで行こう。
多分、そこが1番安全なはずだ。」
拓哉「りょーかいっと。」
萌奈「あうあう...怖いですぅ...」

緊張感が高まる中みんなの団結力も
見えてきているな...
これは本当に生き残れる可能性があるな。
俺はフッと笑い青谷達について行った。