ガタン…
菜「いってきまーす…」

天「よっ!」

菜「え…?天さん?」

天「天って呼べよ…」

菜「なんで天が?」

天「そりゃあうちの姫だからな!守られる存在なんでねー」

菜「あ…ありがとう?」

天「はは、なんで疑問形なんだよ!」

やっぱり信じても良さそうだね。
貴にい、私は大丈夫そうだよ。

天「ほら!行くぞ!乗れよ」

菜「うん!」
サッ…

天「……じゃあ行くぞー」

菜「はーい」


━━━━━━なんでバイクに簡単に乗れるんだよ…
  乗り慣れてるみたいだな…



天は真実には気づいてない…
そして、菜々は自分の病状の悪さに気づかないままだった。





この時お互いが気づいていれば未来は変わったのかな?
未来が変えられたのかな?