あれから数週間経ちまして…




菜「かな、私やばいかも…」

かな「うん、やばいね(笑)」

翔「なーなちゃーん!!!!」




…ほら…来た…



菜「浅香さん、私に話しかけないでください、ウザいんで…」

翔「酷いよー(;ω;)」

菜「かな、私次の授業サボるー」

かな「図書館?(笑)」

菜「そうね(笑)」

かな「また後でー」

翔「僕も一緒にサボるー!待ってー…」

パシッ

かなちゃんって子が俺の腕を掴む。
翔「何?」

かな「あなた、やめてあげてよ…」

翔「なにを?」

かな「あなたは知らないでしょうけど、菜々にとってあなたは、いや、あなた達は…ダメなの」

翔「それってどういうこと?」

かな「詳しくは私からは話せない、でも、いつか分かるから…今はやめてあげて…出来たら、これからも…ね…」

翔「それは出来ない」

かな「なんで!」




翔「総長の命令だから」










キーンコーンカーンコーン
ガララ
菜「かなー、ただいまー!次の自習だよね!」

かな「うん、今までのとこね(焦)」

菜「お願いします!」





かな「ここが、こうなるからこれも…」

菜々「あー!そういうことになるんだね!」





翔「ねえ!菜々ちゃん!明日って、誕生日だよね!」

菜「はい、そうですけどなんですか?」

翔「遊ぼうよ!」

菜「用事があるので」

翔「えー!!!!遊ぼうよー?だめ?」

かな「ゴホン、浅香…」

翔「分かった、またいつか遊ぼー」

菜「絶対嫌です、さようなら」
遊ぶわけないじゃん、大っ嫌いな存在だし…