「わわっ!わっ!」
キキィーー!!!
自転車の急ブレーキの音がすぐ後ろで聞こえ、思わず身を屈める。
「きゃっ!」
黒い影が伸びたかと思うと、後ろから温かい何かに押される感覚。
と思ったのは束の間。
「いってー!!あぶねー!」
「いったー!!」
私の丸くなった体の後ろから男の子が覆いかぶさるように転んできた。
「ごめん!気ぃとられて…怪我ない?」
「いや、私は…あなたこそ、大丈夫??」
「こんなとこでしゃがんじゃって、どうしたの?気分悪い?」
すると彼は私の後ろにある花に気がついたのか、少しバツの悪そうな顔をした。
「ごめんなさい、邪魔だったよね…」
「いや、こっちこそ、ごめん…」
じゃあ、と後ろを振り返ると、
「あ、パンツ見えてる!」
「え!!!どこ!?」
もう恥ずかしくなって、必死にスカートの後ろを確認するけど全然大丈夫そうで、
パッと彼の顔を見ると、イタズラにニコッと笑って
「うーそ。なんかおんなじ学校みたいだし、また会った時気まずい感じになったら嫌じゃん?」
すると乗ってきた自転車にまたがって、また学校で!なんて言いながら去っていった。
「もう!!!なんなのよー!この変態ー!」
でも、どこかで見たことあるような??
