小さな頃は良く近所の子供達と遊んでいた。

「ねぇねぇ、かくれんぼしようよ!」

その中には幼馴染みの彼もいて。

「いいよー。じゃあ、ジャンケンで鬼決めようぜ」

「「「ジャンケン…ポンッ!」」」

女の子が負けて言う。

「60数えるから、隠れてね!いーち、にーい…」

一斉に公園の中で各々隠れる。

私は隠れるのが得意だった。

「ごーじゅきゅう、ろーくじゅう!行くよー!」

そして、そんな私の隣りにはいつも幼馴染みの彼がいた。