何か企んでる芽依は真央に話しかけた


「真央ー♪」




「なに?」




「真央って好きな人いないの???!」




「いや別にいないけど…?」



急にどうしたのかしらね。



「流はどう?2人お似合いだと思うんだけど!?」



何を言い出すのか、この子は……




「えっ、別に。急にどうしたの?」




「いや〜。だって流カッコイイじゃん?」



芽依は真央が興味を持つように話題を出してみる



「そーかな」



芽依そんなこと思ってたのか……




「芽依はどうなのよ?」




「え?私?!こんなこと考えたことないもーん!」




「やっぱりそうか。」




「まぁ!流のこと意識してみなよ!じゃね!」




「あっ、ちょっ」





タッタッタッタッ




「また走った……でも、いつ見ても速いわね。
オリンピック出れるんじゃないかしら。」




芽依の100mの最高記録は10秒後半……