ガチャっ……!




タッタッタッタッ……!




「おはよう!」



「おはよ…」



私、中堂芽依(ナカドウメイ)はいつもどうり集合場所にやってくる。


そして、私の大親友、佐藤真央(サトウマオ)はダルそうに返事を返した。




「真央はいつ見ても可愛いや!」




私はいつものように真央に話しかけた




「その言葉聞くの何回目だろ…」




「いいじゃん!ホントの事言って悪いことはないでしょ〜♪」




この子は鏡を見たことがないのかな……心配になるわ




☆☆☆☆☆


真央はスポーツマンで、ちょっとクールな学校で知らない人はいない美少女。




しかし、芽依は真央よりも美少女で学校にとどまらず他校の生徒にも知られている美少女




芽依は天然で自分の可愛さに気づいてないらしい……
しかも、全国トップレベルの頭の良さ。真央も芽依に並ぶ頭の良さを持っている。


☆☆☆☆☆




――― 数分後 ―――




教室についた私たちは、……



あっ、私たちは、南高校に通う高校2年生!
いわゆるJKだ☆……




真央と私は同じクラスで2ー3




「あっ、おはよ」




この人は菊池流(キクチリュウ)学年のアイドル。王子様的な存在で、天才でスポーツ万能…… って感じの人!(笑)



まぁ、びっくりするくらいモテモテで、告白が耐えないらしい。



私もそんな生活おくってみたいわ!




※芽依も告白が耐えません。この子は天然なんです…





「流がこんな時間に学校にいる!なんかあったの?」






「俺が早く学校に来ちゃ行けないわけ!?」





「そんなこと言ってないでしょー!」




「いつ見ても仲がいいわね-」





「「そーでもないでしょ」」




ハモった……w (真央の心の声)





「流くん!おはようっ!」 「流くん!今日もカッコイイね!




クラスの女子のリーダー的存在の坂田さんと近藤さんが挨拶をした




「おはよっ」




流は嫌な顔せず返事をした





「流はほんとモテるよね」




「そうだね-。でも、芽依ほどではないと思うよ」



真央は芽依に言うが……




「んっ?なんか言った?」




「ううん。なんでも」




だめだこりゃ…





――― 掃除時間 ―――




「なぁ、真央」




「んっ?なに?」



流と真央は同じ掃除担当だ




「――って好きな人いないのか?」




「あー。笑」



「だって――だよ?いたとしてもその気持ちに自分が気づかないでしょ」




「そっか笑」




「なに?――のこと好きなの?」





少し間があき…





「好きだよ」









んんんんんっっ!!!!





廊下を走っていた芽依が目撃しましたね……




「いけないもの見ちゃったかな?」




少し遠くから見ていた芽依は1人勘違いをしております。





「じゃっ、流は真央が好きなのかな!?!?」





「じやっ、2人は付き合うのかな??!」






―――チクッ…… なんだろこれ……






「ちょっと、走りすぎた?」






だめだこりゃ……