君と永遠に続く恋をしよう

家に連絡すると母が出て、今夜は帰らない…と言うと驚かれた。


「さ…桜庭さんと一緒だから安心して」


変に緊張して狼狽えてしまうと、母は電話口でクスッと笑い。


「そう。じゃ明日家に連れて来てね」


そう言うと「おやすみ」と言って電話を切る。
私は切られた電話を手離して息を吐き、彼がお風呂から上がってくるのを寝室の中で待ち構えた。

これまで数人とベッドを共にしてきたけど、今日みたいに胸が弾んでいけない時はなかった。

初めてでもないのに胸がおかしいくらいに鳴って、どうにかなりそうな感じがして落ち着かない。


しかも、この部屋の照明ってどう言えばいいんだろう。
間接照明が効いてて、ムーディーな雰囲気で色っぽくてやれない。


(下手なラブホよりも素敵と言うか、流石は…と思うべきなのか)


ライトアップされた天井を見上げながら大きく深呼吸を繰り返す。彼に借りたバスローブの下は下着だけで、何だか心許無くて酷く不安だ。


(あー駄目だ。緊張する)


先にお風呂を使わないと余計に緊張すると思ったんだけど、今は後からにすれば良かった…と考えて激しく後悔してる。